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#18

Google Maps Platform を活用した

地図・位置情報共有システムの事例紹介

Googleから提供されているGoogleマップは企業のウェブサイトで自社や店舗の地図表示などによく使われていますが、それ以外にも便利な活用方法がいくつかあります。
その内の1つがGoogle Maps Platformです。
これを利用すると、モバイルアプリやウェブページに Googleマップを埋め込んだり、Googleマップからデータを取得したりといった活用が可能です。
今回からは当社のGoogle Maps Platform を活用した地図・位置情報システムの事例をご紹介させていただきます。

課題

ある訪問営業をしている企業では、訪問宅の情報を紙で管理しており、訪問不可情報などもそこで共有されていましたが、その情報が古すぎたり忘れてしまったりして間違って再度訪問してしまう、といった問題がありました。
そこで、この問題を解決すべく、訪問情報を営業担当者間で手軽に共有できる仕組みを導入したい、とご要望いただきました。

解決方法

Google Maps Platformの「Maps JavaScript API」を使用して、訪問情報を地図上にマーカーとして配置できるシステムを構築しました。
ここでの課題は、住所情報ではなく世界測地系に基づいた緯度経度の情報が必要という点でした。
そこで、緯度経度の情報を住所から変換して登録し、データベースも緯度経度が扱えるタイプにして自分の現在地から検索出来る仕組みを構築しました。
また、新たな訪問情報はスマートフォン上から登録できるインターフェースを用意し、営業担当者が簡単に都度登録する運用としました。

結果

営業担当者は、訪問情報を事前に確認することで、訪問不可情報を簡単に確認する事ができ、また新たな訪問情報をリアルタイムで登録することで、常に最新の訪問情報を関係者間で共有することができるようになりました。

まとめ

Google Maps Platformには複数のサービスがあり、目的に応じたAPIを組み合わせて、スマートフォンのGPS機能を利用して最も目的地の近くにいる担当者を割り当てる、最適な配送ルートを指示する、といった活用が可能です。
地図や位置情報を用いたシステムをご検討頂く際は、ぜひ当社にご相談いただければ幸いです。

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