Googleの年次開発者会議「Google I/O」の基調講演で披露されたデモによると、
例えば、
「先日アダムス山(ワシントン州にある山の名称)に登ったけど、秋に富士登山を予定している。どんな装備が必要かな?」と考えたとします。
従来のGoogle検索で答えを出そうとする場合、下記のような手順が必要になります。
【STEP01】
それぞれの山について、
・それぞれの山の高さ
・それぞれの山の秋の平均気温
・それぞれの山の登山ルートの困難さ
といった複数の検索する。
【STEP02】
それらの検索結果から総合的に判断して、「富士山はアダムス山と標高はほぼ同じだが、秋は雨が多いので防水ジャケットが必要」という結論に至る。
それが、Google MUMを導入した検索エンジンでは、下記のように一回の検索で回答が得られてしまうそうです。
【STEP01】
「先日アダムス山に登ったけど、秋に富士登山を予定している。どんな装備が必要?」と検索
【STEP02】
検索結果に下記が表示される。
・「富士山はアダムス山と標高はほぼ同じだが、秋は雨が多いので防水ジャケットが必要」と専門家のように答える。
・日本語だけでなく言語を超えてWeb全体を検索し、最も関連性の高い動画、記事、画像を集めて結果として提示する。
・「この靴で登山できそう?」と自分の靴の写真を示すと、判断してくれる。