POWER MEDIA NEWS LETTERは、当社とお取引のあるお客さま、当社スタッフと名刺交換をさせていただいたお客さまなどにお知らせやサービス情報・Web業界動向などを毎月お届けします。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も一層のサービス向上を目指し、
社員一同誠心誠意努める覚悟でございます。
なにとぞ本年も倍旧のご支援のほど
よろしくお願い申し上げます。
#14
サイトサーチアナリティクス(SSA)を活用していますか?
サイトサーチアナリティクス(SSA)とは、サイト内検索で入力された検索ワードの解析・改善手法です。 国内ではあまり活用事例として目立った話はありませんが、海外では2010年頃から使われている解析手法の一つです。逆に分かりやすいGoogleアナリティクスに代表されるWebアナリティクスは広く認知されてきましたが、SSAはまだご存じない方も多いのではないでしょうか。今回はSSAについてご紹介したいと思います。
SSAを活用する上での3つのポイント
SSAを有効活用する前提として3つほどポイントがあります。
POINT 01.
そもそも「サイト内検索が必要なサイト」かどうかの検討が必要です。例えばサイト全体で10ページ未満のウェブサイト場合、サイト内検索で検索するまでもなくコンテンツを見つけることができるので、サイト内検索自体が必要ありません。逆に100ページ以上あるWebサイトの場合、サイト内検索があったほうがいいかもしれません。つまりSSAの前提である「サイト内検索」を導入すべきかどうかはサイトのボリュームや構造の複雑さから判断すべきと言えるでしょう。
POINT 02.
サイト内検索を導入するには、システムの知識が必要になる場合があります。
HTMLやCSSとは違い、検索するシステムを導入する必要があります。
POINT 03.
仮にサイト内検索を導入したとしても、解析できるように適切なデータを取得しないかぎり、SSAはできません。
SSAの複雑さ
上記のポイントをクリアしても、このSSAを有効活用するのは面倒な側面があります。通常のアクセス解析は適切な「指標」から取得された「数字」を元に分析や解析を実施していきます。SSAはそれに加えて検索で利用された「テキスト」情報も解析対象となり、その解析や分析の作業量が増えて複雑になるという事です。ただでさえ、アクセス解析は多くの指標や数値があり、複雑にみえます。
SSA活用の一例、検索結果のコントロール
SSAは、通常のアクセス解析とは違う活用ができます。その一つが検索結果のコントロールです。サイト内検索は導入するサービスによっては検索結果の重み付け機能を使うことにより、特定のキーワードで検索された際に上部に表示するページをコントロールできるのです。 Googleの検索結果をコントロールすることは難しいですが、サイト内検索であれば検索結果の画面は自社でコントロールする事が可能なのです。
まとめ
今回は、SSAの活用法の一つを紹介しましたが、他にも色々な活用法があります。もし、沢山のページがあるWebサイトを運用されていましたら、是非サイト内検索とSSAの導入を検討してみるとよいと思います。通常のアクセス解析とはちょっと違う改善活動が可能になります。 パワーメディアでは、独自のサイト内検索システム(QAvision キューエービジョン)により、サイト内検索からSSAの導入まで一貫した対応が出来る体制をもっておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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